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新しい一年

 新しい1年が始まりました。
幼児教育学科は33期生が入学してきました。
4月7日の入学式から一週間が経ちましたが、毎日行事の連続できっと疲れていることでしょう。
 大学に入ってまず迫られることは、単位の履修です。資格を取得する学科ということもあり、多くの科目は必修になっていますが、選択科目もあります。そこで、何を選択するのか学生たちはよくわからないようです。
 先日も学生と話していると「授業をうけたが、チンプンカンプンでわからないので、やめようと思っている」と言うのです。(ちなみに教養科目)ちょっと待って!
 よくわからないから、おもしろそう・・・!!!なのではないですか?こう言うと学生は首をかしげます。意味がよくわからないようです。
 大学に入って、今まで聞いたこともない科目に対して、興味を持ち、ワクワクするという感覚はあまり持たないようです。
 これぞ大学!という科目名にあこがれたのは、むかーし学生だった私たちだけでしょうか?
 学生たちには、知らない世界だから、飛び込んでみるという積極的な知的好奇心をたくさん持ってほしいと思います。
 専門科目は当然一生懸命勉強するのでしょうが、教養科目の面白さを知ってほしいと思っています。
 1年生諸君!いっぱいの好奇心と知的興味をもって、いろいろなことにワクワク・ドキドキして楽しんでください。
 これからの2年間を一緒にワクワクしながら学んでいきましょう。

 ちなみに、大学の桜が満開です。新校舎を建設中のため、若干景色が悪いところもありますが、きれいです。

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伝統を創るということ

 その地域になかったものを新たに創るということは、大変な努力のいることだと思います。
 地域福祉学科の「お囃子」は、はじめてから8年あまりです。最初のきっかけは、学生の中に地元で祭り囃子をやっていたというものがいました。ひとりは、兵庫県出身で笛、もうひとりは大分県出身で鉦でした。そこで、じゃあお囃子隊をつくろう!!ということになったのです。
 曲がないものですから、笛は兵庫県の囃子のメロディー、鉦は大分県のものという、寄せ集めではじまりました。
 そして、次に太鼓を入れようということになり、少しずつ形が出来上がってきました。しかし、太鼓がありません。(実は太鼓は大変高価なのです)しかたがないので、ダンボールを太鼓にすることにしました。大小さまざまなダンボールに黒のスプレーをかけ、金粉をふり立派な太鼓ができあがったのです。

 新見市の重要無形文化財である「船川八幡宮秋季例大祭大名行列」通称「土下座祭り」に、これらの楽器ではじめて参加したのです。
 しかし、最初の年は、正直まわりの反応は複雑なものでした。
新見の祭りには、お囃子という文化がなかったのです。
 1年、2年・・・と参加していくなかで、だんだんまわりの反応が変化してきました。拍手をいただき、声をかけていただくようになりました。そして、今では、「お囃子を楽しみにしているよ。お囃子がないとさみしい・・・」というお言葉もいただくようになりました。

 4年ほど前にオリジナルのお囃子を、朱鷺たたら氏に作曲していただき、立派な太鼓も購入し、篠笛も揃い、新見短大のお囃子は完成しました。そして、気がつけば、新見短大といえば「お囃子」というように代表的なものになっていたのです。
 
 テーマにしたような「伝統を創る」というほど大層なことではありませんが、新たな試みであった「お囃子」が着実に定着していっている今、新見短大にも新見市の祭りにも、なくてはならないものとして根差していくことを願っています。
 手探りで始めたことが、だんだんと形をなしていき、出来上がっていくのを見ることは、嬉しくしあわせなことだと感じています。

 何十年(?)か経って、これが伝統として受け継がれているといいなぁ・・・・

 

音楽レクリエーション

 ひさびさのブログです。約1年近く更新していませんでした。
昨日、地域福祉学科の担当科目である「療養音楽」の実践で新見市内の養護老人ホームに行ってきました。
この授業は、音楽の持つ効果や力、高齢者と音楽についてなどを学ぶものです。半年間、講義で学んだ理論や演習でしっかり学んだものを、高齢者施設において実践させていただき、より具体的な学びにしていくために、毎年この時期に行っています。

 学生が、一つ一つの曲目や活動を考え、さらにその活動の効果をねらってプログラムをたてます。そして、実際に高齢者の方の前で実践していきます。
 しかし、なかなか自分の思いどうりには、人は動いてくれないし、反応もしてくれません。でも、考えていた以上に盛り上がりを見せてくれるものや、満面の笑顔で歌って下さることもあります。
 
 その中から、頭で考えたことと実際に利用者の方を目の前にして行うことの違い、難しさ、そして目の前に溢れる笑顔を見るときのうれしさ・・・などを実感してくれたと思います。
 
 

 

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始まりました

 また、新しい学生たちを迎えて、新年度が始まりました。
私は、今年から所属が幼児教育学科になりました。
 でも、授業は地域福祉学科も5科目担当し、幼児教育学科も5科目担当するので、あまり変わりません。ちょっとだけ忙しくなった感じはありますが・・・
 毎年のことですが、年度当初というのはバタバタと忙しくて落ち着かないものです。授業も始まりあわただしくやっています。
 一月ほど過ぎれば落ち着きますが・・・

 さて、新入生の皆さん新しい土地に来て、希望や不安や心配などいろいろな気持ちが渦巻いているでしょう。大学という場も初めてで(当然ですが)授業の時間も90分と長く、難しい専門科目が毎日開講され、頭の中は、いっぱいいっぱいだと思います。
 でも、これを負担に思うのではなく、これぞ大学!というように前向きに捉え、向かって行ってください。自ら学ぶのが大学です。座って、与えられる知識だけを受け止めるのではなく、もう少し積極的に向かって行ってください。「食いつく」ように授業を聞き、自ら調べ追及していくことが大切です。何にでも興味を持つこと、そしてそれに向うことです。「しんどそうだから・・・」と逃げないで下さい。
 今しか学べない多くのことを学び、今しか楽しめないことを楽しみ、精一杯大学生活を謳歌してほしいと思います。

 で、疲れやすいこの時期、私を癒してくれるのが我が家のペット「レオ」くんです。トイプードルで生後9か月の子犬です。ちょっと、ここでご紹介しておきます。カワイイでしょ!!!
 

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集大成

 先月22日に「地域文化演習発表会」が終了しました。2年生の「地域文化演習」という授業での学びの成果発表会です。「木工芸」「神楽」「草木染め」「陶芸」という4つの地域に伝承されている工芸を学びました。学生たちはこれらの作品の製作過程でさまざまなことを学んでくれました。すべてに共通していることは、「相手は自分の思い通りにはならない。相手に沿って考えてみることで、おのずとすることが分かる」ということです。これは、人間を相手にするときも木や土や草木を相手にするときも同じです。
授業中にたびたび先生が口にされたのは「木は生きている」という言葉です。また、草木染めでは、「葉っぱを摘むむことで、一度は死んでしまうが、色となって生き続ける」「色は染めるのではなく、染まるの待つ」など・・・奥深い言葉を折にふれ学生たちは耳にしました。
 彼らは、先生たちの、自分たちでは思いもしない発想や考え方に、感動し納得し考えていきました。
 これらの授業を通して、介護の最も大事な「相手を理解し、相手に沿っていく」ということに通じていきます。
 また、「神楽」を舞うことで、喜んで下さる観客の笑顔に感動し、それに感動している自分に喜びを見出していきました。自分のやることで、こんなにも喜んでくれる人がいる・・・それは素晴らしい体験です。
 これらのさまざまな体験により培ってきた感性はこれからの彼らの人生に大きな力となっていくでしょう。
 私自身、この授業の意味するものの多くは、学生たちから学ばせてもらいました。頭で考えていた授業の意味や価値は、学生たちの成長する姿を見ることによって、確信へとなっていきました。この授業を受け持つことは、楽しみでもあり、意義深いものでした。
 ありがとうございました。

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地域文化演習発表会

 地域福祉学科では、今月22日火曜日に「まなび広場にいみ」で「地域文化演習発表会」を行います。
 これは、「地域文化演習」という授業で学んだ「神楽」「木工芸」「陶芸」「草木染め」の展示発表を行うものです。地域に伝承されている伝統的な技を、その道のプロである職人の方から直接学ぶことで、地域の文化や生活文化について学習します。
 「神楽」は備中神楽として、新見地域には古くからおこなわれているものです。豊作の祭りや、新築祝いとして、何かあるごとに舞われてきたものです。短大には、日本全国から学生が集まっているため、「神楽」という言葉さえ聞いたことがない・・・という人もいます。その中で成り立ちを学び、舞いを覚えて、来週発表です。
 この神楽で先日とてもいい話がありました。ある男性が、訪ねてこられ、打ち出の小づちの紐を直したいのですが・・・と言われました。私は、何の事だかわからなくて、お話を伺ったところ、
 「実は、その打ち出の小づちは、13年前に自分が作ったものだ。 そして、テレビに映った小槌をみて、紐がほどけてしまって、不 細工だった。ぜひ、この手で直したいのだが、いいだろか・・」と言われたのです。
私は、すばらしい話だと思いました。物を作るとは、こういうこと
なのだ。自分の作ったものは、何年たっても覚えているし、一目見ただけでわかる。そして、その物への責任というか愛着というか、大事な作品にたいする思いに驚かされました。
 なので、今年は、きれいに結び直された小槌で「大国主の尊」は舞われます。
 また、「木工芸」は1年間かけて橡の木で、ノミやカンナを使って仕上げたものです。時には手を切って血をだしたり、豆を作ったりしながら苦労して作品を仕上げました。どれもすばらしい「菓子器」ができました。
 「陶芸」「草木染め」もそれぞれ美しい作品になりました。
ぜひ、お越し下さいまして、観賞してやってください。
学生ともどもお待ちしています!

第21回 照葉樹定期演奏会

 今年も照葉樹の定期演奏会の時期になりました。
毎年、クリスマス頃に開催しています。なので、このチラシを見た人は「もう、こんな季節になったのね」と言います。
 日時:2010年12月18日(土)14:30~
 場所:なまび広場にいみ 小ホール
です。
今年は、ショパンとシューマンが生誕200年ということもあって、どのコンサートでもショパンがよく演奏されています。が、シューマンは、やや少ない印象を受けます。
今回照葉樹では、シューマンが2曲演奏されますので、楽しみにしていてください。

 自分の勉強のために結成し、始めた 小さな演奏家グループ「照葉樹」というものが、気がつけば20年がたっていました。
 その間、いろいろな方が出演してくださいました。おかげで、人間関係も広がり、豊かな人間関係をつくることにもなりました。とてもありがたいことです。
 また、私自身もさまざまな曲目、演奏をさせてもらいました。
中でも、ピアノトリオは私の夢でしたので、長年取り組めたことはうれしかったです。そして、アンサンブルというものについて学ばせてもらいました。今はチェロやバイオリンという弦楽器の奏者が少なくて、ここ数年はやれていませんが・・・
 でも、その分ピアノデュオという分野に取り組んでいます。

 いつのまにか、このグループは、私にとってかけがえのない居場所であり、勉強のできる大切な場になっています。仲間とともに音楽について話し合い、勉強をしあい、己を高めていくことができる場所になっています。
 今回21回という、新たな第1歩を踏み出しました。これから、照葉樹は何を目指して、どこに向かって歩んでいくのか、また改めて考えていこうと思っています。

 もうひとつ忘れてはならないのが、演奏会を聞いて下さり、応援して下さった市民の方々です。
 ほんとに、いつも足を運んで下さり、暖かい応援メッセージをいただき、時には、アドバイスもいただきました。
 皆様の期待にこたえるためにも、私たちは勉強することを忘れないで、その成果としての演奏を続けていかなければいけないと思っています。
 
 今回もみんな楽しんで演奏したいと思っています。どうか、お越しください!!!

下↓のPDFを開いてください。演奏会のチラシが見られますよ。

ファイル 22-1.pdf

中世たたら操業

 10月30日31日の両日おかやま国民文化祭の事業の一環で「中世たたら操業」がありました。
 中世に行われていた製鉄の作業を忠実に再現しようと新見市が数年前から取り組んでいるものです。土で炉をつくり、そこに風を送り、炉の中の温度が1400度をこえたら、そこに砂鉄を投入し一昼夜ぶっ通しで作業を行います。
 たたら製鉄の国選定保存技術保持者の木原明氏の指導のもと参加者は「押してー、引いてー」の掛け声に合わせてふいごに風を送ります。
 その風を送る「ふいご」の担当が学生の主な仕事です。これが、大きなもので4つのふいごを使って風を送り続けるのです。やってみるとことのほか重労働です・・・何十人ものボランティア(日立金属、新日鉄八幡製鉄、広島大学、愛媛大学、広島WMCAなど)が協力しておこないました。その中に新見短大の8人も入り、徹夜でがんばりました。
 31日の午後3時に炉を壊し、中から鋳物などに使う「ずく」が現れた時には、達成感と満足感と疲労とが一緒になった、すばらしい表情を見せてくれました。

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実りの秋

 やっと秋らしくなってきた今日この頃・・・
 先週地福1年生50名は「稲刈り」に行ってきました。9月とはいってもまだまだ暑かったです。
 学生は、慣れない稲刈りに悪戦苦闘しながらも、楽しんでいました。
 稲を刈り、それを束ねて、ハデにかけていく作業はなかなかの重労働でした。学生たちは、カマの使い方や稲の束ね方などを地域の高齢者の方に教わりながら、もくもくと取り組んでいました。その姿は無心で一生懸命で、ちょっと感動しました。普段では見られないこういう姿もあるんだ・・・と
 とても暑い日ではありましたが、学生諸君お疲れ様!!!
よく頑張ったね!
 まだ、10月には脱穀という作業が残っていますが、がんばろうね。
私もがんばりま~す・・・

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ひどい!!!

学生の植えた稲がいのししの被害を受けました。
すくすくと実っていた稲が、夜いのししに荒らされてしまいました。
田圃の3分の1くらいの稲が倒され、実った穂を食べられていたのです。
これを発見してくださったSさんは、さっそくおうちの電気柵を設置してくださっていました。連絡をいただいて私も見に行ってきたのですが、ひどいです・・・
あの寒い雨の日に一生懸命植えた稲なのに、ほんとに腹が立ちます。
でも、残りの稲はなんとか収穫できそうだということで、ひと安心です。
学生は、田植えをしたっきり田圃の様子を見ていないのですが、稲として収穫するまでにはいろいろなことがあり、手をかけないといけないことを教えなければ、と思っています。
学生には、このように陰で田んぼの面倒を見てくださっている高瀬のかたの存在を知らせることが大切だと思います。

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